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真っ直ぐ――キミドリ『自己嫌悪』について
無駄だと判っていても、手を伸ばしたくなることもある
意味のないことばっか追いまくって、意味を持たせてしまうときもある
自分以外のものが全て良く見えて、やることやなすことが全て嫌になって
俺は誰だ? 何者だ? 何をすりゃいいのか? 気がつきゃ自分に問いかけてる
俺、なんでもいい、いっそどうなってもいいなんて、決して口にはしたくはなかったけれど
ふとした瞬間、感じる虚無感、もううんざりだ
人の振りを見て我が身を直すなんて、テメェ見ずして我が身なんて直せないから
主義、主張なんて俺はないけど、自己だけは確立したいよ
ときどき自分が不安になる、ときどき自分が不安になるのさ
ときどき自分が不安になる、意味もなく無性に不安になるのさ
朝起きてテレビをつけて、煙草を取り出し火をつけて
外見て暗くなってたりすると、妙な気分な今日この頃
やりたいことがあればやればいいし、そうでなければやらなくていいのに
なにかにつけて理由を考えている、今日この頃
楽しければいい! 楽しければいい! 楽しければいいのは
楽しくないことが、とても沢山あるからこそ、とても楽しく感じるのかな?
社会派なんてクソ食らえ! 社会の前に我に返れ!
同じ空のもと共に生きて、いろんな考えあるけれど
呑んで、呑んで、呑まれて、呑んで、呑んで、結局他人に呑まれてる
ときどき自分が不安になる、ときどき自分が不安になるのさ
ときどき自分が不安になる、意味も無性に不安になるのさ